...つらい
今までの自分が不真面目すぎるからいけないんですけど、
ドイツの大学と日本の大学の違いに日々戸惑う毎日です。
①事務手続きめんどくさい
ドイツでは自主性が重んじられることがしばしばあります。
日本の大学は入学手続きをしたら、基本的に卒論・卒業までノンストップ(授業料の振込みを除く)で進みますが、ドイツの大学では入学時のImmatrikulation(学籍登録)と卒業・休学時のExmatrikulation(学籍抹消)の他に、毎セメスターRückmeldung(継続手続き)をしなければいけません。やらないと学籍抜かれます...。
あと日本では授業登録したら期末試験や論文はそのまま受けられますが、ドイツは書面での試験受けます!みたいな通知がテストごとに必要とな...。
うっかり屋さんの私は今からドキドキです☆絶対なんかしでかす☆
②オフィシャルな要項とかなさ過ぎ
これは大学によって違うのかもだけど、母校では入学時に手引きみたいなのがもらえて、構内図や施設の使い方から履修登録から先生の研究内容まで詳しく載ってたのを思い出します。
最初の頃はビビりながらも冊子をぱらぱらめくって早く学校に馴染もうとしてたものです(遠い目)
今の大学も一応あるっちゃあるんですが、大学全般についてで、学科では特に何ももらいませんでした。
おかげで授業初日も分からず無駄足踏んだり、
『学科長こう言った・言ってない』でチャットグループが荒れたり、
なんか取れっていわれた科目と履修目安の授業数が違ったり、
オンラインデータバンクのパスワードが先生が口頭で言ったのと全然違ったり、
もう、ちゃんとしてー!!!!!!!!!
ってなることが多々あります。
上記のような細かい??を皆(150人..)でチャットグループでやり取りし合ってるんですが、
そもそも大事なことは間違いのないように書面で通知しなきゃだめじゃない??と彼に愚痴ってたら、
「まぁ、でもそれが同級生(Kommilitone)の意味だよね。お互い助け合って、共に(Kom-)闘う(militone)っていう。」
というちょっとイイ話いただきましたが、その時は結構まじでどうでも良かったです。
③読む量多すぎ
ドイツの大学のカリキュラムは授業時間+自主学習の時間で単位数が考慮されています。
自主学習は基本的に次のクラスで使う文献の予習になりますが、これがきつい...。
週3時間×コマ数の自主学習を外国人がやったら倍の時間かかるんですよね。
しかもフロイトとかフーコーとか、プラトンとか、、、世界史の時覚えた名前がずらりです。
毎週60~80ページくらいの量なんですが、主張のまとめよりも何故著者がその考えに至ったのかという点をこれでもかってくらい突き詰めていくので、全部読まざるを得ません。
これは最初私が外国人だからだと思い込んで目をウルウルさせていたんですけど、
よく周りを見回したらドイツ人でもヒィヒィ言ってることに気が付いて更に泣きたくなりました。
ちなみに今週は30ページしかない!やほー!遊ぼー!つってサボってて、いざ授業前日に開いたら意識高い文章すぎて一言も理解できませんでした^^(ブログを書いている場合ではない)
④ディスカッションベース
日本の大学で自分の意見を言う機会ってどれくらいあるんでしょうか?
あるとして、それってもう誰も何も言わないから先生が「あぁじゃあもう一人一言ずつ感想言ってって!」みたいな場面がほとんどな気がします。
③のように何故事前学習が多いのかというと、授業は教授の話を聞く時間ではなくて議論をする場であり、その為のベース作りをそれぞれが自主学習の中でしてこなければいけないと考えているからです。
もちろん不真面目でやってこない人も多いんですけど、Abitur以前で出来ない子・やる気のない子が篩にかけられているため、日本の大学生よりは真面目率高い気がします...。
※ちなみにあくまで人文学系の話なので芸術や理系は違うやも...。
毎週授業で映画を見ているので、これから記録用に映画についても言及していきたいなぁ
以上中途半端な途中経過でした。
ちゅーす!

















