2016年8月25日木曜日

Zahnarzt

先日下前歯が痛くてたまらなくなったので、歯医者デビューしてきました!

矯正してた時のような痛みだったので、
「もしかして、親知らずが生えてきて歯を押してるんじゃ...?絶対そうだわ...」
と抜歯覚悟で行ったんですが、
先生曰く、「寝てる時に歯軋りしてるんじゃない?」という見解。

歯軋りかぁ...たぶんしてないなぁ...とは思うものの、
寝ている間に何をしてるかは自分でも不明...。

「あとありうるのは歯石による知覚過敏かな。どうしたい?

どうしたいって...知りません、どうすればいいんですか先生!

抜歯の必要はなくてとりあえず安心。
とりあえずその日は歯のクリーニングをしてもらうことに。
(この時まだクリーニングが実費とは知らず...。)

ドイツの最近の歯医者さんってなんかフロア分けされてることが多いんですよね。
診察の階、矯正の階、クリーニングの階、フロント会計みたいに。


行ったのは、平日は24時まで空いてるこちらの歯医者さん。
http://www.diepluszahnaerzte.de/
うちの彼が先日同様にいきなり歯が痛くなって、
でも忙しすぎて土曜日の午前中しか空いてないって時に見つけた歯医者さんです。
スタッフ皆優しくてフレンドリーでした。

でもね、
ドイツ来る前にも日本で歯石除去行ったんですけど、矯正のセメントがそのままになってるところがあって、
「これは一回で取ると体の負担も大きいので何回かに分けて取りましょうね☆」って当時言われたやつ、

一回で全部取りよった....

あごが、あごがどうにかなってしまいそうだった。
そして血はどんどん出していく方向性なのか、うがいをしたら吐血レベルの口内流血が...。
今まで経験したどの歯石除去よりも過酷でした。

もうその日と翌日も、あご痛いし、歯茎も突っつかれて痛いし、口の中鉄の味するし、問題が解決したのかしてないのかまったくわからなかったです。

そうして思い当たった。

最近ずっとソファですごい下あごに力のかかるポーズでくつろいでたわ...
背中のニキビ直したい一心で横向きで寝てたわ...
ここ数日、とんでもなく悪い姿勢でバイオリン弾いてたわ...


翌々日には問題解決しました。お金...


そのクリーニングしてくれた女医さんがすごく気さくで、
保険の内容をまるでわかってない私の保証内容とかも確認してくれて
やること非人道的だけど、優しいなぁって思ってたら、
「ドイツではこういうの全部自己責任なのよ。ちゃんと自分で考えて選んで把握してないと、莫大なお金払うことになって痛い目見るのは自分なのよ。」とちょっぴり怒られてしまいました^^;


この日学んだこと

◆ドイツの歯石除去は基本的に実費(保険適用外)

◆多くの健康保険には、歯の治療は一部(抜歯、痛み止め治療、定期健診)しか適用されない

◆歯の詰め物高い

◆歯だけの保険がある(らしい)

◆保険の内容はちゃんと確認しておいたほうがいい

◆多少手荒っていうのはマジだった


夏に日本に帰るつもりでいて、レッカーマウルに迷惑かけてしまったので、
お詫びに送るプレゼントを買い集めています。
エコバッグとbio紅茶、bioアメ。チョコレートは溶けそうだからなぁ。
REWEのエコバッグは値段見ずに買ったら4ユーロ近くしていてびっくり...


















じゃあまたノシ



2016年8月24日水曜日

渡独1年記念!

今日でドイツに来て1年でした〜





















ちょうど一年前の写真↑

自分史上最も自由な時間があった(要はヒマヒマニート)のと同時に自分がいかに恵まれているか気付かされた一年間でした。
もうね、同期とかレッカーマウルのスタッフとか友達とか、インスタグラムとか顔本とかラインで早く帰ってこいって言ってくれる人がいるっていうだけで胸の奥がきゅううううんとします。もう後戻り出来ないけど、帰る場所はちゃんとあるんだって思える。
そして、ドイツの家族と日本の家族には感謝してもしきれないくらい、経済的にも精神的にも支えてもらいました。
皆私がもう無理〜ひぇ〜んって言ったら、手を取って、重いお尻持ち上げて、皆「大丈夫大丈夫」って言ってくれるんですよ。
この借りは一生かけて返さねば...生きてるうちに孫の顔を見せねば...(孫で多少清算されると思ってる)

そんでうちのパートナーにも全面的に協力してもらってて、彼に至っては私が何してもいいよ大丈夫だよって言ってくれたり、やってくれたり。菩薩なの??ブッダ??
サプライズプレゼントくれたりみたいなサービス精神は持ち合わせていない(悪口)のですが、その分懐はひたすら広いので彼に出会えて良かった〜って毎日思ってます。彼なしだったらもうとっくに日本帰ってると思う。



ドイツでの(ニート)生活には良い面もあったので、
今後誰かに話すことになった時のためにメモしておきます。

①人生を見つめ直す時間が出来た
働いてた時は新卒っていうのもあり、自分は一体何の為に働いてるんだろうとか思いながらもただ目の前にあるものをこなすっていうことに一生懸命でした。
ニートになってからは、最初は何も考えたくなくて、ぼーっとしてたんですが、
だんだん今後についてよく考えるようになりました。
ドイツに来る前は漠然としていたなりたい像が、最近は輪郭が見えてきたように感じます。
来て良かったー!

②お金が愛おしくなった
社会人時代って、自分に小さいご褒美あげまくったり、ストレス溜まったらすぐ服買ったり、今日は特別〜とか思いながら2日に一回のレベルで高い外食してたり、後輩に見栄はって奢っちゃったり、毎日出費を繰り返してたんです。
そんな中でも貯めた貯金がニートになって収入がなくなって、みるみる減ってくと、あの楽しい時間ってあんなにお金を叩かなくても手に入ったんじゃないかとかあの服いらなかったなぁとか、考えるように。
流行りの服はもちろん可愛く見えるし、欲しいものだし、右に倣えの日本の社会においては多少必然的なものではあると思うんですが、外見のグレードアップは自信に繋がっても自分自身がグレードアップしたことにはならないということに気づきました。もっと有益なものに使えば良かった...。
そんなこんなで翻訳とかオーケストラのエキストラで貰える僅かなお金ってめちゃくちゃ可愛く見えるんですよ!!我が子かいお前は??みたいな。
そんな可愛い我が子がビザの更新代や保険料に消えてく虚しさ...身を切るような思いです。
お金って尊い。

③取捨選択が出来るようになった
時間があっても使えるお金が限られてくると、出来ることも限られてきます。そうすると自分の中で優先順位をつけるようになるわけです。
優先順位は今日はA君、明日はB君、明後日C君♡みたいなモテ子みたいなのではなく、費用対効果を考えます。

この本読んだら今後の仕事に役立つだろうとか、この人とご飯行ったら割り勘で愚痴ばっか聞かされて絶対2軒目も付き合わされるだろうとか、この仕事引き受けたら疲れて他のことしばらく疎かになるかもだけど履歴書栄えしそう...とかとか。
これってお金がある時は全部買っちゃえー!イベントも全部行っちゃえ〜!ってなって、
時間ない時は全部無理無理〜!ってなって、
日本で雇用されてる時には時間あってお金がないって状況になかなか陥りにくいので自分で考えて自分で選ぶって意外と出来てなかったんじゃないかなぁと思います。
来て良かったー!

④本を読むようになる
私、今まで活字恐怖症で、本を読むのが億劫だったんです。
読もうと試みるも、内容を呑み込むのに時間がかかるのでまとまった時間が必要というか。通学・通勤中に読書とかもやってみたんですが、同僚とかに「まだそれ読んでたの?」って言われるとなんか恥ずかしくなって、もう読むものかー!みたいな。典型的な読書慣れしてない人。
待ち合わせのシチュでも、
友「ごめんー!待った〜?」
私「ううん、本に夢中になってたから全然大丈夫〜♪」
みたいなのすっごい憧れるんですけど、もう来るかもって思ったら全然集中できなくて内容全く入ってこないんですよね。

ヒマヒマニート生活のお陰で人よりもゆっくりですが本を開いて読めるようになりました。でも未だに「どこまで進んだ?」とか「まだ読んでるの?」って言われるとちょっと読む気失せてしまいます。
でもまぁ、
来て良かったー!



ここからはニート生活というかドイツ生活の中で感じたもの。

⑤自分で考えるようになった

日本のいいとこは、何も考えなくても普通に生活できるところ。
電力とか水道とかの会社は決まってるし、保険料もだいたい決まってて病院行ったら先生がこうしましょうって言って何割か自己負担、確定申告もはんこを押せば会社がやってくれる。
誰かが好意でやってくれたり、社会全体で1択って決まってたり、誰かが甘い蜜を吸う為に知らぬ間に決まってたりすることが多いように感じます。
でもドイツでは流れに身を任せようとしても「あなたはどうしたいの?どれがいいの?」と塞き止められることがよくあります。
保険も自分でオプション比べて加入しなきゃいけないし、光熱費も削減したかったら自分で業者選ばなきゃいけない。(歯医者の話を次の記事で書きます~)
選択肢って与えられると、自分で考えなきゃいけないからすごく面倒くさいんですよね。

結局、日本の英語教育とかもここが問題なんじゃないかって思う。
定型文ばかり教え込んでも、英語でこれを伝えたい!みたいな思いがなければ、そもそもツールとして使用できない。
ツールにさえならなかったら、異文化交流なんて絵に描いた餅ですよね。

⑥自己主張しないといけない

この間パン屋さんで並んでたら、目の前に5歳くらいの女の子が。
女の子の番になったけど、女の子はもじもじして何も言わず、パン屋のおばさんにはショーケース越しに小さい女の子の姿は見えずに私に話しかけてきました。
「この子が先だったよ」って伝えたら、パン屋のおばさんはその女の子に、
「黙って立っていたら誰かが聞いてくれるとでも思ってるの?
自分の番になったらちゃんと言わなきゃダメよ。」
って言いました。
日本だったら「あ~見えなかった、ごめんねぇ~」ってなるところだよなぁ。
一年間何かとドイツ人の中に混じると、発言していないと空気のように扱われることが多いと感じました。
日本の就活の時に叩き込まれたグループワークの鉄則、「発言していない人に『どう思う?』って話を振って協調性アピれ!」っていうの、こっちで未だ経験できず。
まぁ私が外国人っていうのもあるかもだけど。

Silent is not goldenですよ。
ちなこれ↑、私の尊敬してる大事な子がTEDで言ってたやつなんですけどね。
いい言葉だと思ったので拝借。

⑦ちっさいこと気にしてたらやってらんない

日本人て、何かとこうあるべきっていう規範意識が強くて、それを逸脱すると総バッシングにあうっていうのがあると思うんですけど、ドイツはそこらへんがやや緩め。
幼子の手を引きながらタバコ吸ってるお母さん、遅れても悪びれる様子のない交通機関、「それが落ちちゃったんじゃなくて、お前がそれを落としちゃったんだろ」みたいな言葉の綾など、日本にいるときと同じ感覚で過ごしてると、ストレスがたまるのでやめました。
ちょっと間違えても、形がいびつになっちゃっても、いいじゃない。

だけど不思議なのはドイツ人は決まっているルールや約束にはかなり厳格なこと。
まだまだ分析しがいがありそうです。




まぁこんな感じで色々理不尽と思えるようなことがあったけど、
周りの人のおかげで一年間やってこれました。
2年目の目標はこっちでも友達を作ることです。
がんばります!


Juju


2016年8月19日金曜日

グラーシュ

春先に書いた記事が今更アップされていました...!
ちょっと季節にそぐわないですがご一読ください。

ドイツ連邦共和国大使館公式クックパッド

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ドイツでは徐々に日も長くなり、寒さも和らいできました。
とはいえ、まだまだ厚手のコートは手放せません。
3月末の復活祭の連休(イースター、ドイツではOsternといいます)までにはもう少し暖かくなって欲しいものです。

今日は寒い日の食卓には欠かせない、レッカーマウルでも人気のグラーシュを紹介します。

グラーシュ(Gulasch)はハンガリーが起源の煮込み料理で、ドイツでは家庭はもちろん、食堂やレストランでもよく見かけます。スーパーでは「グラーシュ用」と書かれたお肉が並んでいて、気軽に作ることができます。日本のシチューやカレーライスのような感覚でしょうか。
牛肉(または豚肉)と玉ねぎをパプリカパウダーなどの香辛料と煮込んだものが一般的ですが、ジャガイモのグラーシュやきのこのグラーシュ、目玉焼きの乗ったウィーン風グラーシュ、ザワークラウトとサワークリームの酸味が利いたクリーミーなゼゲディナーグラーシュなど、具材によって様々な種類があります。
冬の寒い日にはアツアツのグラーシュがより一層美味しく感じられます。

グラーシュは付け合せのクヌーデルやパスタ、定番の塩茹でジャガイモ等といただきます。
クヌーデル(Knödel)は茹でたジャガイモを潰して団子状にしたもので、クロース(Kloß)とも呼ばれます。ジャガイモの代わりにパンを使ったゼンメル・クヌーデル(Semmelknödel)もあります。
ジャガイモのクヌーデルは日本の「いももち」のようなもちもちとした食感、
ゼンメル・クヌーデルはそれより少ししっかりとした食感と小麦の風味が味わえます。

レッカーマウルでは長時間じっくり煮込んだトマトベースの豚肉のグラーシュをドイツのショートパスタ、シュペッツェレと一緒にご用意しています。
レッカーマウルにお越しの際は是非一度お試しください。

2016年8月9日火曜日

ドイツの大学に出願

前の更新から少し間が空いてしまいました。
最近パートナーの元に引っ越しまして、

日本人の街、デュッセルドルフに住んでいます^^

そしてそして最近、出願した大学から入学通知ラッシュです!うれしい~
俄然一人暮らしする予定だったので、場所を選ばす行きたい学科のある大学を7校ほど受けたのですが、10月からデュッセルドルフから通える大学に入学できそうです。


◆出願のこと

ドイツでは(芸大などは別として)基本的に大学の入学試験がなく、書類での審査になります。
※学校・学部によってはAuswahlgespräch (面接)や実技があります。

考慮されるのはドイツ人はAbitur(いわゆる高校)の成績、外国人の場合は高校・短大・大学等の成績、語学力、Motivation(志望動機)の3点です。
これも学校によって全然違うのでよく募集要項を読まないと失敗します。(ソースは私)

これから受けるけど、ちんぷんかんぷんという人は以下の要領で確認していくとよいと思います。

入学定員制限(NC=Numerus Clausus)の種類と有無
NCには2種類あるそう。

(a)Zentraler Zulassungsbeschränkung(中央入学定員制限)
こちらはどこの地域の大学でも、応募者が定員数を上回る以下の学科に設定されるそう。
  • Medizin
  • Zahnmedizin
  • Psychologie
  • Tiermedizin
  • Biologie
  • Pharmazie
。。。お医者さん系ですかね。(浅い)
日本もどこの大学でも医学部や薬学部は応募者殺到しますよね。

ドイツのAbiturの資格を持っている上記の学部志願者はZVS(出願者分配センター)に出願し、センターが成績を考慮して各大学に学生を分配していく、という仕組みみたいです。
Abiturの資格を持たない外国人の私たちは、別のプロセスで外国人枠(全体の10%ほど)を競うことになります。


(b)Örtliche Zulassungsbeschränkung(地域入学定員制限)
地域もしくは大学個別で入学を制限している場合がこちら。
こちらも例えば90%ドイツ人、外国人10%のように枠が分けられています。


まずこの制限の有無を確認します。
東京の大学に人気が集中するように、ドイツでもメジャーな都市の大学には応募者が大勢いるので、制限の設定されている学部は必然的に多くなります。
この制限のない学科はNC-frei、やZulassungsfreiと書かれています。
Zulassungsfreiの学科は条件さえクリアしていれば人数制限なく入れます。

例として、ハレ大学の募集学科一覧をば。
























Zulassungsfreiが多いですね。Einschreibungとは学籍登録のこと。
あと2-Fachと記されている学科はそれに加えてもう1つ別の専攻、つまり2つの専攻を選ぶ必要があります。
ダブルメジャーかメジャーマイナーかはLP(単位数)で判断できるでしょう。
ちなみにこの2-Fachは両方の学科から合格をもらわないと合格ではないのでご注意を。
ひとつがZulassungsfreiでも、もう一方が制限を設けていたら、合格できない可能性もあります。


②条件を確認

まずは学歴が足りているか
日本で4年制大学を出ている人は、ドイツの大学ですべての学科に入学資格があります。
4年制大学に1年以上通ったけど学士号がない人は同専攻なら入学できるみたい。
短大卒の方はStudienkollegという大学準備過程(2年ほど)にまず申し込み、それから大学入学に至るようです。
高校卒業後すぐ行く場合は、センター試験で62%以上の成績を収めると関連する学科に入学できるそう。しかも高校の1~3年で毎年数学・理科・国語・外国語を履修していないといけないそうなので、ちょっと大変ですね...。

大学院からの入学は関連する学科の学士号を持っているかが基本的な条件のよう。
私はけっこう知り合いから「教授と仲良くなれば関係ない学部出身でもマスター入れてくれるよ~」って言われてたんですけど、実際出願してみると、外国人は多くの大学の出願にuni-assistを通すので教授に取り入るっていうのは成功しやすい戦法ではないなぁと思いました。(芸術大は別ですよ)
不安な場合は大学に相談したほうがよいです。

学歴は結構わかりやすいんですが、成績はドイツと日本で、更には大学ごとに出し方が違うので不透明なところ。
日本では1~4の数字が大きいほど成績が良いですが、ドイツは逆に小さいほうが良いです。
なのでひっくり返せば大体の数値はわかるのですが、多少前後します。
uni-assistを通す出願の場合は、uni-assistでドイツの成績に直して各大学に提出してくれます。

そして語学の資格です。
ドイツ語で教授される場合はもちろんドイツ語(詳しくはここ)、英語の学科だったら英語の証明が必須です。
設定されているレベルに届いてなくても出願できるところもあれば、願書出す時点でそのレベルないとダメっていう学校もあるので要確認。
学科によっては、ドイツ語に加えて外国語2カ国語の証明とかいる場合もあります。
その場合は日本語(母国語)、英語(IELTS、TOEFLなど)で良いと思います。


更にPraktikum(インターン)の経験や、実務経験などが問われる場合もあるので、
要項はよく読んで、不明点は大学に確認するほうがよいでしょう。


③大学にアポとってみる
芸術大学の場合、事前にその大学の教授に師事するのが普通ですが、一般大は微妙なところ。
全面的に成績審査の場合にはあまり効果はないと思いますが、志望動機書を書かされる、面接がある、実技がある場合には希望する大学の教授に一度、「そなたの学科のカリキュラムについてお伺いしたいので時間ください」って連絡してみるのがいいかも。
学科のホームページにはだいたいどの教授が入学相談担当とか書いてあるので、特に本命がいない場合はその人にアポをとるのが無難です。
教授によっては特定の時間を用意してくれなくて、「火曜の午後がSprechstunde(研究室開放時間みたいな)だからその時来て~」って言ってくるレイジーな忙しい人もいます。

質問は無理やり捻り出してください。(絶対事前に箇条書きにしてしっかり準備してきた感を出す)
ただし要項をちゃんと読んで書いてあること質問しないように気をつけてください。
大事なのは顔と名前を一致させることと、カタコトでも熱意がある雰囲気出すこと、そしてそこそこの好印象を残すことです。
あとドイツ人は自己主張大事にするので、「自分は今までこんな勉強してきて、こういう職業つきたくて、こういうことやりたくて、ここってそれが出来る場所ですよね?!」ってドヤァするのも重要です。
わざわざ顔見せに来た人と、書類だけよこしてきた人、同じ程度の人間なら実際に会ったことがあって、すでに僅かでも好印象がある人を選びますよね。もし絶対に行きたい学校なら、事前に誰かに会っておいた方が合格する確率は上がります。

ちなみに私は3校やったんですけど、1校は効き目あり合格、もう1校は会ってくれた教授が「次の学期サバティカルだから僕自身は今回面接しないんだよね~」というオチでした。口利きしてくれたのか、受かったけども。
3校目は「単位足りないから無理ね」って開始2分でばっさり切り捨てられました。

ドイツ人の友達についてきてもらうっていうのも出来ますが、子供じゃないんだから、勇気を出して一人で行きましょう。


ちなみに応募学期も冬学期の方が募集枠が多いことが多いので、合格の確率も高くなります。
冬学期しか募集してないところも多いです。


いかがでしょうか?
ここまで来れば後は出願するのみ!
参考にしていただければ幸いです。