2016年6月8日水曜日

Test DaFの結果

Test DaFの結果が返ってきました。

予想通り、リーディング・ライティングは5、ライティング・スピーキングは4でした。
大変満足ではないですが、必要な成績は取れたのでまぁいいかって感じ。
ドイツ語のレベルの話はこちら
これにて、紙面的な語学との戦いは終了~

やっぱり日本で仕事しつつ、隙間時間で勉強してたら不器用な自分には取れなかっただろうなぁと改めて思い切って来てよかったなと改めて実感中。

















この写真昔撮ったんだけど、今こんな感じ。
ちょっと道の向こうがひらけてきた。

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そもそもなんで私がドイツでまた学生やろうかと思ったかというと、
ずっと成績が悪いことが凄くコンプレックスだったのです。
コンプレックスというか勉強してこなかったから当然の報いなわけですが...笑

小学校は塾も行ってたし、テスト簡単だし、いっつも100点取るような子。

中学(私立)からはテストの点だけ良ければいいっていうこともなくなり、授業態度がいくらか反映されるようになってきたわけですが、親が自由に育ててくれたおかげで興味ないことはめっぽうサボりがちになってきてしまいました。
『テストの点はまぁいいけど、成績最悪』っていうのは中高6年間続き、担任には「余計なこと考えず2月の大学入試一本で行きましょう(=成績悪すぎて推薦入試ムリ)」と言われる始末。
結果、勉強漬けになるのも最後の半年だけで高校生活も大いにエンジョイし、第一志望には入れたのだから問題はないと思いました。

憧れの大学に入ったものの、入試でふるいにかけられたため、大学にいる人たちは自分と同じかそれ以上のスペックになり、特に私の学科は半分弱が推薦で入ったエリート優等生たち。自分が一気にカースト最下位になったのが分かりました。
そんな人たちを前に予習復習とかテスト勉強とかの仕方が分からない私は途方に暮れるどころか、開き直り勉強はほぼしませんでした。部活とアルバイトにお金を稼ぐことに100%を注ぐ毎日。
ドイツ語学科なのにドイツ語話せないって当時は面白いって思ってたんですが、今考えると何が面白かったんでしょう笑
4年生になり、就活も終わり、最後の夏休み。
ドイツに一年留学してきた同級生たちの真似して、記念にちょこっと短期留学してみようと思いました。
一ヶ月間、初めてドイツ語をちゃんと勉強しました。(このときB1ですよ。4年間勉強してきて...)
その時クラスにいた子は、エンジニアの勉強してたり心理学とかいろいろ...何を勉強してるの?って聞かれた時はすごく恥かしくて、自分は今まで何をしてたんだろうと初めて思いました。

帰ってきて最後の学期、凄く学びました。今までで見たことない成績を見て、やればできるじゃんって思いました。その後無事卒業できて仕事を始めたのですが、仕事はドイツまったく関係なく。
仕事は楽しい。けど今まで私がやってきた勉強って何か今に繋がってるのだろうか?っていう疑問が毎日片道1時間半の通勤時間に付きまといました。

そんな折に決まった東京オリンピック。
皆が狂喜乱舞(私は反対派だったけど)する中、私は漠然と2020年にこのままのらりくらりと仕事を続けていてはいけないと思いました。じゃあどうすればいいか。このまま日本で大学院に入っても、学部に入りなおしても、私が4年間習った『ドイツ語』ってなにも形にできないじゃないか、ドイツ語を使えるとこに行くしかない。って安直に考えたのが、最初のきっかけ。
ドイツに来てからは特に成績の悪さがいろんなところでひっかかって、やっぱりねぇ笑って感じになってます...。
知り合いが「二回目の学生はめっちゃ勉強するよ」って言ってたのを信じて、もう一度大学生になりたいと思います。そうそう、だから一回目の大学生なのにやりたいこと見据えてて成績もべらぼうにいい人を見ると勝手に苦手意識持ってる。すごいなって。

でも親や周りに迷惑をかけてきた分(これ読み返しても自分まじで最悪だなって思う)、勉強以外の面では受けれる限りの恩恵を受けてこれました。これはもう感謝しかしていない。自分の苦手が克服出来たら、精一杯還元して行こうと思います。


長くなったけど、きっかけはこんな感じです。
ではまた。