2016年4月1日金曜日

書類の翻訳と認証について

大学出願などで必要になるのが認証済みのコピー書類。もしくは認証翻訳。
※大学ごとにどちらが必要なのかが違うので、そこは確認してください。

認証とは、その書類が本物かどうか、正しいかどうかというのを公的な機関に証明してもらうことです。
たとえば卒業証書のコピーなら、それが大学から正式に出されたもののコピーであるっていうことを公的機関に証明してもらうということです。


◆コピーの認証
日本ではドイツ大使館でドイツ語はもちろん英語も日本語の書類もやってくれますが、
ドイツ国内ではお役所に行ってもドイツ語の書類しか認証してくれないみたいなので、外国語の書類は次の項の認証翻訳が必要になります。
<追記:ベルリンの市役所では担当者によっては英語もやってくれるみたい。>
<追記2:その地域の住民でなくても、やってくれるところはやってくれるみたい。>

ドイツの役所では全て有料(ベルリンでは5ユーロ/枚)ですが、
日本のドイツ大使館ではありがたいことに願書を持っていくと無料でやってくれます。

もし私のようにドイツ国内で入学準備するって人は、日本にいるうちに以下のようにするとよいと思います。
余分に持ってきたほうがいいですよ。
①大学・高校で成績証明書と卒業証明書をもらう。(英語で発行したほうがよい)
②Uni-assistで希望校でなくともとりあえずオンライン出願いっぱいして願書を出力する。
 (希望しない学校ならフィーは払わない)
③出力した願書と学校の成績・卒業証書のコピー(出願校と同じ部数)を持って、ドイツ大使館に公証しに行く。

◆認証翻訳

公証できない外国語の書類または最初から認証翻訳が必要な場合は法定翻訳家の人にお願いして、
翻訳版の作成とその訳が原版と一致することを認証してもらう必要があります。
翻訳家の人はここで探せます。
http://www.gerichtsdolmetscherverzeichnis.de/

言語や住んでる地域を指定すると、その州で登録している翻訳家のリストが出てきます。
私は予め日本から持ってきた公証済みの書類が足りなくなったので、片っ端からメールを送り、最初にいい返事をくれた人にお願いしました。

最初に翻訳して欲しい書類を添付して
・いくらでやってくれるのか
・ボリューム的に締め切りまでに終わるか
っていうのを聞きました。
日本の人なら多少無理しても引き受けてくれるんでしょうけど、ほとんどの人に「無理」って断られました笑

一応、メール作成例として貼っておきますね(恥)
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Sehr geehrte Frau (苗字)/geehrter Herr (苗字),

mein Name ist (フルネーム). Ich komme aus Japan und bereite mich zur Zeit in einem Sprachkurs in Berlin auf ein Studium an einer deutschen Universität vor.

Ich habe Sie auf der Homepage der Dolmetscher- und Übersetzerdatenbank gefunden und würde gern eine Übersetzungs- und Beglaubigungsanfrage Englisch-Deutsch von einigen Bewerbungsdokumenten an Sie stellen.

 Könnten Sie mir,
- ein Preisangebot für die Übersetzung der Dokumente im Anhang stellen
- sagen ob es möglich ist, bis zum (日付) die Übersetzung abzuschließen und mir zukommen zu lassen.

Vielen Dank im voraus für Ihre Antwort.

Mit freundlichen Grüßen,

(フルネーム)

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支払い・受け取りは人によると思いますが私がお願いした方の場合は、彼女の家まで取りに行って現金で代金を支払いました。4枚の翻訳で130ユーロ。
彼女はまだそんなに高くなかったと思いますが、それでもため息の出るお値段。

日本国内でも翻訳・認証の2ステップでできるみたいです。
http://www.japan.diplo.de/Vertretung/japan/ja/03-konsular-und-visainformationen/032-rk/Uebersetzung.html

是非私と同じようにめんどくさいことにならないように、無駄な出費をしなくてすむように国内でちゃんと準備してきてくださいね。



来週から2週間のTestDaF準備コースが始まります。週30限(45分を30限分なので22時間くらい)...ひい。
そして早速授業さぼって大学の相談受けにHildesheimまで行かなきゃだったり、オーケストラの練習再開したり、ちょっぴりお仕事受けたり、週末はデュッセルドルフ行ったりと次の1週間がニートにしてはだいぶハードスケジュール...がんばろう。